3月19日(日)JRハイキング「北国街道江戸旅体験」を実施しました

快晴に恵まれて京阪神方面からの16名の方々をお迎えして、余呉駅から木之本駅まで式内社4社を巡り、江戸時代の雰囲気の残る北国街道を歩きました。中でも江戸時代の雰囲気がよく残る坂口の菅山寺登山口と菊水飴本舗、黒田の黒田家御廟所に立ち寄り、最後に木之本宿を巡り予定通り木之本駅に到着しました。このコースには徳川家康が関係した2つの事業があります。関ヶ原合戦に勝利した家康はもはや「どうする家康」の迷いはありません。その4年後、余呉湖の水位を下げて水田(天領)を増やした土木事業と、菅山寺の寺宝の大量の経典を取り上げて芝の増上寺に持ってこさせたこと、これらを実行したのが大津代官彦坂九兵衛でした。この菅山寺の登山口にあるのが菊水飴本舗です。北国街道を往来した旅人はこぞってこの飴を土産に買い求めたという老舗です。今回参加の旅人の皆さんもこぞって飴を買い求めておられました。

木之本 意冨布良(おほふら)神社
下余呉 乎彌(おみ)神社
菅山寺、近江天満宮(菅原神社)への登山口の大鳥居
現在の店舗入口
江戸時代の菊水飴本舗の店頭賑わいの図
黒田家御廟所で記念撮影