日中には猛暑となる予報でしたが快晴の天気に恵まれ、京阪神や県南部から総勢40名の参加者は高月駅からまずは平坦路で西野水道を目指してスタート。史跡公園で先人の偉業を学んだ後はいよいよ山道へ。木戸坂の上り口では重い米俵などの物資を峠を越えて琵琶湖畔まで人力で運んだ名残の地でここでも昔の人々の苦労を偲びました。尾根道は古保利古墳群の脇を抜けるものでそこかしこに墳丘を確認しながら、涼しい木陰で昼食。西野山、丸山のピークを越えて、いよいよ賤ケ岳へ到着。ここで合戦の模様と大展望を楽しまれた後、切通を経て余呉湖畔へ下山。湖畔道では満開のアジサイ園を楽しまれ、湖からの涼風に癒されながら予定どおり余呉駅へ。約13キロメートルの長い道のりでしたが、家康の言葉、「人の一生は重き荷を背負い遠き道を行くが如し」を思い浮かべた一日でした、と感想を述べられた方に多くの方がうなずいておられました。