虎姫地域づくり協議会の皆さんによる田んぼアートは今年が最後と発表され、残暑の厳しい中ではありましたが、33名の参加による見学ハイキングとなりました。浮かび上がる絵は角(つの)大師で、地元三川出身の元三(がんざん)大師(良源)が疫病神を追い払った時の夜叉の姿です。まず大師がお生まれになった玉泉寺に向かい、途中には大師ゆかりの「いとまごいの橋」を見、「月子(母)の墓」にもお参りして到着。ご住職に出迎えていただき、読経とご法話のあと厄除けのお札などをいただきました。その後、虎御前山に登り、展望台から「第11回 さよなら 田んぼアート」を見学。「令和5年 輝くとらひめ」の文字と角大師が見事に稲穂に浮かんだ眺めに感嘆の声がしきり。記念写真と昼食を済ませ、午後は元亀3年に小谷城攻めで織田信長が築城した虎御前山城の砦群を巡り下山しました。無風、猛暑の中ではありましたが、全員無事に踏破しました。