今年のスノーシュー体験シリーズ第一弾「冬の余呉湖一周」(1月20日)は積雪がなく、おまけに雨予報のため事前に中止を余儀なくされました。その後24日には大雪となり、今回の第二弾に大いに期待がふくらみました…。
快晴の冬晴れに恵まれ絶好の登山日和となったのですが、残念、大雪の後は好天続きで一面にあった雪はほとんど消えてしまい、所々に残雪の塊を残すのみ。それでも登山愛好家の27名の参加の皆さんは元気いっぱいに余呉駅を出発。先日の朝ドラで余呉湖がロケ地に使われたこともあり湖畔の冬景色を楽しみながら、いよいよ元国民宿舎跡地から登山開始。一部急坂を難なく登って賤ヶ岳山頂に到着。今日の景色がまた一段と素晴らしい。眼下の余呉湖の北方の山々は白く雪をかぶり、横山岳がよけいにどっしりと見える。南を見れば、湖面がきらめく琵琶湖を挟んで、左に伊吹山の雄姿、右に湖西の山並みの美しさ。この景色を持って帰ろうと皆さん盛んにスマホを向ける。山頂に残る残雪も雪にあまり縁のない方々にはこれも楽しみの一つのようだ。この間ガイドの賤ヶ岳合戦の話も挟んで昼食など1時間ほど山頂を楽しむ。午後は合戦の秀吉方砦跡の大岩山砦と岩崎山砦へと下山道を進み、予定より早く余呉駅に到着。スノーシューは体験できなかったものの、大いに満足して頂いた一日となりました。