好天に恵まれ、京阪神方面からも多くの参加があり総勢36名で余呉駅を出発。まず余呉湖利水と羽衣伝説に関係する式内社の乎彌(おみ)神社に参拝し、秀吉方の岩崎山砦跡へ上がる。ここはキリシタン大名の高山右近が守備しましたが、敵襲に戦わずに撤退したことで知られます。ここから次の大岩山砦跡へ。ここは中川清秀以下の守備隊が全滅したのですが、江戸時代に墓地として整備された名所で、現代まで途切れることなく維持されています。ここから数か所の坂道をもろともせず賤ヶ岳山頂へ。ここまでの疲れを一気に吹っ飛ばしてくれたのが「賤ヶ岳の大観」の景色。やや霞がかかっていたものの両方の湖面を見下ろしての昼食でくつろぐ。午後は余呉湖畔へ下り、サワオグルマ群生地も満開寸前の花盛り。近年は群生地が周辺の湿地帯に広がり黄色の湖畔の風情を見せる。ソメイヨシノの後を受けて咲き誇るのが濃いピンクの八重桜。この花の下の園地を歩き、予定通り余呉駅に帰着、解散となりました。