4月28日(日)JRハイキング(タイムスリップし電撃作戦体感)秀吉、美濃大返し関連地を辿る

ゴールデンウイークも2日目、前日には賤ヶ岳リフトも今シーズンの運行開始とあって、いよいよハイキングシーズンに突入。今回は新企画のコースで賤ヶ岳合戦で羽柴秀吉の軍勢の美濃大返しの関連地を巡りました。京阪神や滋賀県南部などから23名の参加で、木ノ本駅をスタート。遅咲きの八重桜が残る伊香具神社参道からリフト乗り場へ。山頂では定点ガイド員の合戦の解説などを聞き、雄大な景色を眺めての昼食。下山コースはまず反撃のため秀吉が到着したと伝わる猿ヶ馬場へ。ここから大澤寺へ降りる道が秀吉が登ったと思われるルートですが林道として拡幅もされているものの、登山道としてはあまり利用されていません。麓の大澤寺は大軍到着に驚いた佐久間盛政の配下が寺の釣鐘を乱打したと伝わり、その緊迫感を偲んで、ここからまた平地を木之本の街へ戻り、意冨布良(おおふら)神社から田上山砦跡へ登る。この砦は秀吉が岐阜城の神戸(織田)信孝攻撃のため転出した際、弟の秀長を総大将に任せた実質的本陣砦で、今は地元の方々により良く整備された砦跡です。皆さんはその規模の大きさ、堀切、郭跡や各所の砦を見渡せる立地などに目を輝かせてつぶさに見学されていた。2026年の大河ドラマではまた注目されるだろうという期待感をもって無事下山となりました。

足取りも軽く賤ヶ岳へ向かう
数日前は八重桜の花道でした
伊香具神社参道
賤ヶ岳山頂で記念写真 見晴らしの良い天気でした
猿ヶ馬場近くの分岐点 メインの登山道から別れます
田上山砦跡からの眺望
田上山砦跡への登山道
砦跡の実測復元図が掲示されています
砦跡は広く、良く整備されています