JRハイキング 樹齢千年の逆さ杉を訪ねるトレッキング

新企画のコースですが、26名の参加で盛況でした。好天の中、一部険しい道のりでしたが、目的の杉の大木を前にした参加者はその圧倒的存在感により呆然とするほどでした。新緑のこの場所は廃寺となった寺院跡です。皆さんはぜひ紅葉の季節にも訪ねたいとの希望をお聞きし、予定通り下山することができました。

5月14日 悠久の地に思いを馳せて菅山寺~田上山へ

午前中は小雨の降る中、墨絵の世界、菅山寺境内を散策して頂きました。シャガの群生に歓声。野鳥の声を聞きながら、山門の大ケヤキ、しっとりしたブナの森、朴木の花、トチノキの花。午後は雨も上がり、見返り峠からの琵琶湖の遠望もすっきり、樹林帯の尾根道を縦走、田上山砦から意冨布良神社へ、北国街道きのもと宿を散策、2千歩近いハイキングでした。皆様お疲れ様でした。

12月8日(日) =ジビエと郷土料理の昼食つき= 自然と歴史の宝庫晩秋の余呉を訪ねる

12月に入り一段と寒さ厳しい朝でありましたが、天候も絶好の冬晴れとなり、90名近い参加者の皆さんに大変喜んで頂けました。下余呉会館においてミニ講座を、北陸線が開通した歴史・余呉の伝説・羽衣のお話・賤ヶ岳合戦の歴史等々に耳を傾けて頂き、余呉湖近くある乎彌神社や阿弥陀如来像で名高い残景寺・余呉湖畔を案内しました。

昼食は会館に於いて和気あいあいと賑やかに、ジビエ料理と地元の郷土料理に舌鼓を打って頂き、口口に又来るぜと大変喜んでお帰り頂きました。

11月10日 己高山仏教文化の遺跡 秋の山岳寺院「高尾寺」跡を訪ねる

好天に恵まれ、鶏足寺の紅葉散策の皆さんと別れて、旧石道寺跡近くの登山道から急坂を、約1時間、目的地の伝教大師が行基の遺跡を慕って来られ、神前で杉枝を折って玉串となし、それを地に挿して念じられたという樹齢約1000年の「逆杉」の大木の残る高尾寺跡に到着。少し紅葉ががってきた楓やもみじの中に、凛とそびえる根っこのような枝振りの「逆杉」に感嘆していただきました。

又往時を偲んでいただけました。秋晴れの中一日ゆったりと湖北の秋を楽しんで頂きました。

11月4日 石田三成、無念の逃避行 匿われた古橋のオトチの岩窟へ

関ヶ原合戦後、石田三成が隠れていたオトチの岩窟へのJRハイキング。参加者は28名でした。


11月3日(土)には、長浜市石田町で「三成祭り」があったので、それと抱き合わせで参加された方もチラホラ。古橋の登山口から1時間30分でオトチの岩窟へ到着。
昼食を食べてから、岩窟の中へは10人ぐらいずつ、3班に分かれて挑戦しました。
岩窟の入口付近は梯子を下るのですが、頭もお尻も梯子に密着しないと、身体が
岩につっかかってしまいます。皆さん、ワーワーキャーキャー言いながら岩窟の中に入られました。


岩窟の中にはコウモリもいます。わずかに岩の間から薄明かりが洩れてきますが、懐中電灯は必携です。


ここで三成はニラ粥を食べたのかと、皆さん当時の三成気分に浸りました。
下山してからは、三成と秀吉が出会った場所として知られる法華寺にも立ち寄りました。

みんなで歩こう健康ウオーク~ユキバタツバキとザゼンソウ群落をもとめて 北国街道ウオーキング

北国街道(下余呉~中河内)17㎞を歩きました。

快晴のもと賤ヶ岳合戦時に陣城が あった山々がよく見渡せました。街道途中には大谷吉継の出身地である小谷(おおたに)や江戸時代に関所のあった柳ヶ瀬が、また明治の鉄道遺産である柳ヶ瀬トンネルがあり話題には事欠かないコースでした。 

残念なことに中河内にあるザゼンソウとユキツバキの開花が終わってしまって いましたが、ニリンソウの大群落に参加者の皆さんは大満足でした。