5月17日(日)JRハイキング(タイムスリップ気分で電撃作戦体感)  豊臣軍団、美濃大返し関連地を辿る

快晴の木ノ本駅には新緑の一層濃くなるこの時期、京阪神等近畿各地からの老若男女のバランス良く、いずれも歴史ファンの昭和100年の歩みを彷彿させる24名の顔ぶれが集合。まずは賤ヶ岳向けて出発。頂上へはリフト組と登山組の二手に分かれて上がる。山頂からは賤ヶ岳の大観の名の通り、北の余呉湖と賤ヶ岳合戦の戦場を眺め、南は琵琶湖と伊吹山、養老山地の狭間の関ケ原を望み、その手前は小谷山から田部山、田上山と木之本の町並みと続き、正に美濃大返しのルートとあってガイドの説明にも熱が入る。山頂を後にして、秀吉が反撃のため到着した所と伝わる猿が馬場へ到着。ここで昼食とし、付近にはギンリョウソウ(別名ユウレイタケ)も見られ戦国の喧騒を偲びつつ暫しの休憩とする。ここから下山すると大澤寺に至る。ここにある半鐘を佐久間盛政の兵が秀吉隊到着を必死に乱打して知らせたと伝わります。続く黒田の集落には、黒田官兵衛の黒田家発祥の地とされる黒田家御廟所がありここでまた歴史を学んでいただく。再び木ノ本駅に戻りいよいよ羽柴秀長の田上山砦跡を目指して登山開始。この砦跡は九郭から構成された広い城域を持ち、賤ヶ岳合戦の本陣砦としての最大級の規模を誇ります。眼下には北国街道、遠くには柴田方の行市山、自軍の賤ヶ岳、大岩山方面を一望して、参加の皆さんは戦況を見つめる秀長の気分になってあれこれと思いを馳せられ、ドラマはどのように描かれるのかなどの話題で盛り上がる。下山すると秀吉が本陣を置いた浄信寺、街中の一角には轡(くつわ)の森があり、ここには大返しで秀吉を乗せて駆けてきた馬が息絶えたと伝わる地でもあり、終始美濃大返しの歴史を堪能されたハイキングとなり、満足感いっぱいで木ノ本駅で解散となりました。

賤ヶ岳山頂で 合戦の全体像についてガイドの説明に聞き入っていただく
快晴の下、景色も歴史も堪能していただきました
黒田家御廟所で 黒田家の歴史を学んでいただく 後方の山の稜線が田上山砦に続きます