平成31年2月8日 観音の里歴史民俗資料館友の会の「連続講座3」

平成31年2月8日観音の里歴史民俗資料館友の会の「連続講座3」で 奥びわ湖ボランティアガイド協会の藤田勲氏が「私のボランティアガイド活動」と題して講演をされました。内容は「私と観音さん」地元の高月町唐川赤後寺の氏子総代から始まり、20年間にわたる、観音さんとの出会い、係わり、思いなどをお話しされました。

1月26日 スノーシュー体験シリーズ  冬の余呉湖とスノーシュー体験

雪が降らずに心配していましたが、前夜からの寒波でようやく余呉湖もうっすらと雪景色になりました。スノーシューの装着の仕方や、雪の上を歩く体験していただきながら、余呉湖を一周していただきました。風と小雪の舞う寒い一日でしたが、水鳥や、ワカサギ釣り、伝承や歴史等、冬の余呉湖を楽しんでいただけたかと思います。

12月12日 連続講座 番外編 「観音の里のホトケを守る心」

連続講座7回の番外編として、「守る心」「地域で如何にして大切に守り継がれてきたか?」を観音の里の心の面からの講演をしていただきました。
講師は高月観音の里歴史民俗資料館の佐々木悦也先生90名近い人が熱心に聴講されました。

長浜の観音文化振興から始まり戦火をくぐり抜けたホトケたち、そして湖北の観音信仰について、井上靖の「星と祭り」の主人公(架山)の思いで締めくくっていただきました。

十一面観音というものに架山が惹かれたもう一つの理由は、それが集落の人々に守られ、何とも言えぬ素朴な優しい敬愛の心に包まれているということであった。
利益にありつこうといったそんな気持ちは、みじんも十一面観音に奉仕している人々には感じられなかった。・・・・・・ただ愛情深く奉仕し、敬愛の心をもって守っているとしか思われない。
・・・自分たちが守っている観音様を褒められ時、お堂の隅に座っていた女の人たちの顔に現れた優しい笑いを忘れることはできなかった。その笑いのことを思うと、心が何とも言えぬ優しくきよらかなもので満たされるのを感じた。そうした女の人たちの心の中にあるものを、信仰と言っていいか、どうか知らない。信仰であってもいいし、なくてもいいと思う。信仰でなかったら、信仰というものになんの遜色もない別の価値観を持ったものであるに違いないのである。(星と祭りより)

12月9日 晩秋の余呉湖岸を訪ねる(ジビエの料理昼食)

朝方には屋根にうっすらと初雪を見、湖北特有の冬時雨が心配されましたが、大体小雨程度で経過しました。

下余呉ふれあい会館では、ビデオによる羽衣伝説の学習の後は、スタッフ手作りの漬物等各種、注目のジビエ料理(猪・鹿肉の汁物)など盛り沢山の田舎料理と余呉米のおいしいごはんの昼食を皆さんに召し上がっていただきました。賑やかな昼食タイムとなり皆さんに満足していただけたかと思います。

午後は賤ケ岳合戦と羽衣伝説ゆかりの寺社、衣掛柳、川並子安地蔵を巡る余呉湖畔ウオーキングを楽しんで頂きました。

12月8日 今年も山本山にオオワシを追う

出発時は雨模様でしたが、次第にお天気も回復してきました。

野鳥センターでの講師の先生の楽しい座学、現地ではオオワシの飛来・餌をついばむ姿などめったに見られない光景に遭遇、
コハクチョウの群れも間近で見学することが出来皆さん大喜びでした。

道中もにぎやかにお話もでき充実した一日でした。

11月25日(日) 茶々・初・江のふるさと城跡探訪 紅葉の小谷城跡を一周する


連休の最終日、秋晴れの素晴らしい天気になり、当日参加も含め33人の健脚の方々の参加となりました。
小谷城跡へ初めての方が8割おられました。

眺望所より、琵琶湖・竹生島・山本山・伊吹山等々が見ることが出来、皆さん景色も堪能されました。
小谷城の城主浅井家の歴史・三姉妹(茶々・初・江)の事等をお話しながら、又福寿丸・山崎丸でもお話ししながら、皆さんと和気あいあいと一時を過ごすことが出来ました。

参加の方から、少しハードなコースでしたが無事下山できたと喜んで頂き、お帰り頂くことが出来ました。

11月24日 湖北観音巡礼シリーズ(第7弾) 観音の里“湖北三十三観音札所”てくてく旅 今回は十一面観音様・馬頭観音様・聖観音様に会いに余呉の地を訪ねました。

「参加者の声】
当日は天候にも恵まれて大変素晴らしい1日を過ごすことができました。ボランティア協会のガイドさんの素晴らしい解説を聞きながら、北国街道にて戦国時代の風景と情景を思い浮かべながら三十三所観音霊場めぐりが体験できました。全長寺・安養寺(光勝庵)・法照寺・吉祥院の各寺院では、住職等による親切な説明を受け大変感銘いたしました。特に、吉祥院では加賀前田藩家老の横山半喜長隆のお墓にお参りでき、大変感銘を受け、サプライズ企画に大喜びでした。大変有意義な1日でした。ボランティア協会のガイドの皆さんには大変お世話になりありがとうございました(感謝!感謝!感謝!)。このようなすばらしい企画にこれまで参加できなかった事を後悔しています。今後は是非続けて参加したいと思います。参加メンバーとも話しが出来楽しかったです。お疲れさまでした。次回(予告編も少し聞きましたので、)も楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。

11月18日(日) 尾根から眺める秋の余呉湖 紅葉の中、余呉湖周辺の尾根を縦走


快晴に恵まれ、余呉湖を見下ろしながらのロングの縦走コースでしたが、参加者の皆さん順調に歩いていただけました。
賤ケ岳山頂では360度の大展望が広がり、ガイドの熱弁を熱心に聞いていただきました。

また西尾根はほとんど訪れる人もなく、今回参加者の皆さんも初めての方が多く満足されていました。

予定より少し早めに山麓に下ることが出来、秋の早い日没にも余裕をもって安全に、快適にハイキングしていただきました。

11月8日(木) 辺境の地に重要文化財(西村本)を訪ねる 芭蕉の「奥の細道」と紅葉の深坂古道を楽しむ

敦賀湊と琵琶湖水運の拠点塩津浜を結ぶ塩津海道は、古代に開かれて以来、追分村(敦賀市)と沓掛村(長浜市西浅井町)を結ぶ深坂越えが経路でしたが、急坂の続く深坂峠(標高370m)の難所を避けるため、近世初期、この峠の東約1kmの地点に新道野越が開かれました。西村家は元は武士の家柄で、天正8年(1580)に「新道野越」が開かれると、この要所で問屋を営んだ旧家です。藩米の多くが当地を通過し、問屋西村家が小浜藩の米を一手に引き受け塩津へ輸送しました。現在の国道8号線です。

現在の御当主は16代目。西村家は「おくのほそ道」の原本の一つ、「素龍清書本(西村本)」 附 「細道伝来記」 重要文化財を所蔵されています。

御当主に原本を見せて頂きながらご説明頂きました。又、芭蕉翁松風塚と名園も特別にご案内いただきました。その後,色づき始めの紅葉の紫式部も通った深坂古道を疋田迄。疋田城跡や疋田船川も歩いていただきました。

天候も良く紅葉も空も素晴らしく、参加者の皆さんにも喜んでいただけました。

11月3日(土) 三成の再起をかけた逃避行 石田三成がかくまわれたオトチ(岩窟)を訪ねる


晴天に恵まれ、先の台風の影響で倒木等もありましたが,少し色づいてきた紅葉の尾根道を往復していただきました。
関ケ原の合戦後、古橋に逃避してきた三成。

村人にかくまわれたオトチ(岩窟)。

暗闇の岩窟で三成は何を思っていたのでしょうか・・・・・皆さんそれぞれに感動されていました。