6月25日(日)JRハイキング「賤ケ岳合戦と伝統産業(糸取り)を学ぶ

心配された天気も、梅雨の間の晴れ間に恵まれて京阪神や守山、彦根など県南部からの25名の参加で木之本駅をスタートし、賤ケ岳山麓の大音集落を目指す。集落の佃工房は蚕の繭から生糸を取り出す伝統産業「糸取り」の貴重な伝承工房です。この糸取りの実演が大変珍しく、あざやかな手さばきに参加者の皆さんは覗き込んだり、湯に手を入れたり繭に触れたりと興味津々でした。このあと登山リフトで賤ケ岳山頂へ登り、昼食。散策後は2班に分かれて賤ケ岳合戦の解説を聞いていただき、再びリフトで下山。伊香具神社で由来や伝説に触れていただき、黒田の集落を目指す。ここは福岡藩の黒田家発祥の地と言われ、黒田家御廟所では大河ドラマ「軍師・黒田官兵衛」の年は10万人の来訪者があったとの話に感心されていました。そのあと無事木之本駅に到着、解散となりました。

糸取りの実演に興味津々
頂上で記念撮影 見晴らしも上々でした
糸取りの様子が見学できます 
賤ケ岳登山リフト乗り場