連日の猛暑にもかかわらず25名の参加で木ノ本駅から出発。この日は江戸時代から続く地蔵縁日とあって街の賑わいが期待される中、まず駅前に建つレトロな建物の江北(こほく)図書館で、明治35年創立以来の私立図書館ならではの苦難の歴史を偲んでもらう。続いてここも歴史ある生糸の楽器糸で知られる丸三橋本工場を前に養蚕と生糸について解説する。次が本日のサブメインの手打ちそばの昼食場所の「木之本塾」へ。スタッフの皆さんに迎えられ、まず16人がそばと稲荷ずしに舌鼓。残りの方はその間に創業480年余りの造り酒屋で、日本で屈指の古い歴史があると言われる山路酒造へ。ここは安土桃山時代から旅人に人気があったという「桑酒」で知られ、島崎藤村も愛飲した手紙があります。ここでは各種のお酒の試飲ができるのもうれしいところ。買い物を済ませると先組と入れ替わりそば昼食へ。「美味しい!プロに負けない味」とそば通の方の言葉にスタッフ一同ニッコリ。全員揃って次は式内社の意冨布良(おおふら)神社へ。ご祭神ゆかりの羽衣伝説を解説してここから人混みを避けて裏道から木之本地蔵院の浄信寺の裏門から境内へ入る。暑さもあって境内は意外と人混みがなく記念写真とする。十分休息を取ってソフトクリームで元気付ける方も。露店で賑わう門前へ出、本陣薬局の前で木之本宿の歴史について解説する。続いて街中の交流施設の交遊館では街の今昔の写真展を開催中とあって休憩を兼ねて過ごし、ここでガイドを終了、解散して、あとは自由行動で名物サラダパンのお土産など縁日を楽しんだり、地蔵院の戒壇巡り、江北図書館の見学など思い思いに過ごしていただきました。





