このコースは総行程が16キロメートルと健脚向きであるものの参加者は31名と多く、その内約7割が女性で女性活躍の一日となりそうですが、男性も存在感を発揮され皆さんの元気度に感心と尊敬の念を抱いて、高月駅を出発。まずは田園地帯の平地を進んで西野水道史蹟公園を目指す。この付近は三方を山に囲まれた地のため、江戸時代まで度々洪水の被害を受けたため、山腹にトンネルをくり抜いて琵琶湖に排水した難工事が行われた所です。天皇陛下が皇太子時代に訪問された記念碑もあり、解説版で当時の偉業を偲んでいただきました。麓の林道を歩き木戸坂から山道へ上る。この尾根一帯には古保利古墳群と称される大小様々な形態の古墳が連なり、それらしい盛土状の形が窺えます。左の樹間からは琵琶湖の湖面が見え隠れし、吹き上げてくる涼しい風に一息ついて昼食タイムとする。「山で食べる食事は格別」との声もあって体力を回復して出発。賤ヶ岳に近づくと首切り地蔵峠に至る。この峠は昭和30年代まで通学路であったとの説明に驚かれる。リフト乗り場からはもう少しで賤ヶ岳山頂とあって足取りも心なしか軽やかに。山頂は正に「琵琶湖八景・賤ヶ岳の大観」の名の通りの景色に歓声が上がる。南の琵琶湖方面の右手には比良山系、比叡の山々、左手は伊吹山から鈴鹿山系の山々が望め、その間には安土城や彦根城、小谷城など戦国の史蹟が広がります。北には余呉湖と賤ヶ岳古戦場の行市山、大岩山、東野山、堂木山などの山々が一望です。ここで記念の集合写真を撮って余呉湖畔へ下山する。途中賤ヶ岳七本槍の激戦地を通過し湖畔道へ出る。折しも湖畔のアジサイ園には花を楽しむ人々の姿も多く、余呉湖の静かな湖面を見ながら余呉駅に到着。長い道のりだったものの、皆さん無事元気に「アップダウンも多く長い道のりで楽しく歩き応えのあるハイキングだった」と参加者の言葉にガイド一同心強く安堵の思いの一日でした。













