京阪神では桜は既に散ってしまったとのことですが、ここ奥びわ湖・菅浦はまだまだ大丈夫でした。桜と琵琶湖の美しい景色に、参加者の皆さんうっとり。そして菅浦が秘める神秘的な魅力に、皆さん興味津々感動しておられました。
菅浦は、中世の村落共同体=「惣村}の典型と言われ、その内容を重要文化財”菅浦文書”で追えることで研究者の間では著名でした。その後、菅浦は、遠藤周作のエッセイや白州正子の随筆で取り上げられ、かくれ里」として静かなブームをよんだところです。
平成26年には、「菅浦の湖岸集落景観」として重要文化的景観に選定され、平成29年には「琵琶湖とその水辺景観」の構成文化財として、竹生島とともに日本遺産に認定されました。そして平成30年の夏には菅浦文書が国宝に指定される予定で、菅浦はますます脚光を浴び続けています。