木ノ本駅には大河ドラマの進行に連れていよいよ賤ヶ岳合戦の現地を訪ねたいとする方が増えてきたようで、この日も京阪神方面の方々など22名の皆さんが集結。この方面が初めての方も多く、ガイドには興味津々の期待感がひしひしと感じられ力が入る。まず街道筋の牛馬市跡を通過すると砦への登山口の意冨布良(おおふら)神社に到着。ここで解説板により砦の成り立ちなどを聞いていただく。さて登山道は登り始めは多少きつい坂道ではあるものの、やがて木々が取り払われた見晴らしの良い所へ着くと一斉に歓声が上がる。眼下に木之本の街並み、向こうには賤ヶ岳から琵琶湖、竹生島方面が一望です。ここを過ぎるといよいよ砦の遺構の一部が現れ、南郭、主郭へと至り、砦の解説板で全体像を掴んでいただく。西郭へ進むとここもまた眼下を一望。左遠方には姉川合戦場、その手前には小谷城と枝城の田部城、北へ転ずると賤ヶ岳合戦の主戦場を一望する。参加の皆さんはここから戦況を見ていた秀長の気分になって戦国の世に思いを巡らせている様子。昼食を済ませ午後は北郭へ進む。ここは城郭ファンの方にはたまらない、食い違い虎口や角馬出しなど北からの侵攻に備えた貴重な遺構が残り、ガイドの解説にも力が入る。こうして広い砦跡を隈なく探索して下山する。折しも木ノ本駅には豪華列車で話題の「瑞風」(みずかぜ)が停車中とあって駅は鉄道ファンで大賑わい。天気に恵まれ、戦国ファンの皆さんには十分楽しんでいただいたかと思われ、今年一年の北近江豊臣博覧会の成功に期待が膨らむハイキングでした。














