湖北の野鳥の人気者としてすっかり定着したオオワシがこの冬にもやって来ました。大勢の熱心なファンが連日湖畔に詰めて、その雄姿を撮ろうと賑わっています。特に今年は、思いもよらないオオワシの若鳥が姿を見せ、「先住民」と揉める様子や珍しいクロヅルがコハクチョウの群れに迷い込んだりしてファンを楽しませています。さて、毎年人気のオオワシハイキングも快晴の下に33名の参加があり、河毛駅でストレッチを済ませ、片道7キロメートルの田園地帯を歩いて湖北野鳥センターを目指しました。隣接の道の駅で昼食後、センターの大型スクリーンに映し出される色々な水鳥の説明を受け、オオワシが一直線に飛んでブラックバスを捕まえる見事な狩りの様子も楽しみました。この後観望室の望遠鏡で山本山の木に止まる姿も確認して大喜びする姿も。帰路の湖畔では待ち構えるカメラマンの超望遠でとらえたオオワシの姿を見せてもらうなど歓談していると、何とオオワシが飛び立ったのです。このまたとない瞬間に巡り合う幸運に歓声と感動の中、悠々と飛び去る姿を見送りました。実はオオワシは一日の殆どを木に止まっていて、飛び立ち狩りをする姿を捕えようとファンは長時間粘っているのです。その瞬間に巡り合えたという幸運をかみしめて一路高月駅に帰着し、解散となりました。




