今回のコースは、北近江豊臣博覧会の賤ヶ岳合戦エリアに当たり、勝家方と秀吉方両陣営の最前線を巡るとあって、戦国ファン24名が余呉駅に集結して期待が膨らむ。まずぐるりと取り囲む山並みはすべて秀吉方の陣営で、その真っただ中の田園道を進むと目指す堂木山に到着。ここは林道が整備されていて尾根道へは難なく辿り着き、見晴らしの良い送電塔下からは滋賀県第二の高峰金糞岳を望み、北方の柴田方陣営の行市山砦や当初秀吉方が築いた後撤退した天神山砦なども見る。そこから堂木山砦へ移るとここも秀吉方陣営が良く見渡せるように木々が取り払われ、最初の激戦地の大岩山方面が一望できる景色に歓声が上がる。中にはここに配置された元勝家方の武将たちの生き様に思いを巡らせ感慨に浸る方も。砦跡を一巡して記念写真とする。下山して到着するのがこのエリアのメイン会場である「賤ヶ岳戦国ステーション」。ただし正式オープンは4月4日とあって、特別の計らいにより入館させていただいたため、「余呉は優しや土までも」と感謝の言葉までいただく。館内の展示の数々をガイドして合戦の全体像を掴んでもらい、昼食を取らせていただく。午後は合戦の最終決戦地、毛受兄弟奮戦の地を目指す。道中には余呉湖水利の頭首工がありこの説明などで通過すると、左手の山は送電塔下から見た当初秀吉方の天神山砦と城山砦があった所で、合戦に備えた前哨戦があったことを偲んでいただく。この山麓に続くのが毛受兄弟の菩提寺でもある全長寺で、あじさいの寺、達磨大師の寺としても知られる古刹です。ここを過ぎると毛受の森の霊園で、最終決戦で柴田勝家の身代わりとして戦った兄弟を忠君として顕彰し墓碑が建てられています。こうして合戦最終地から路線バスにより木ノ本駅へ無事到着、解散としました。













