この季節、山門(やまかど)水源の森は新緑の中にササユリとコアジサイなどの花々が咲き、初夏ならではの風景は錦秋の時期と共に人気のシーズンを迎えています。ここを求めて39名の参加者が永原駅に集まりました。その内何と9割方が花好きの女性とあって、一層華やかさが引き立つ中、入念に準備体操を済ませて出発。目的地までは一般道を約2時間歩くという行程ながら順調な足取りで入口の「森の楽舎(まなびや)」に到着し、昼食とする。ここから沢道コースを取り、小さいながらも勢いよく流れ落ちる急流に沿って歩く。狭い山道でこの人員ではさすがに隊列が伸びるため4名のガイドが分担して先導と案内に勤める。コアジサイの群生地はピークを迎え白い花が一面に広がる。ササユリはもう少し先の様子にも、ところどころに咲く花を見つけ写真に収める事に余念がない。「これが見られただけでも満足」の声を聞くと一安心。「四季の森」に到着し、記念写真をとって休憩する。新緑に包まれたこの森も秋には見事に色づく場所とあって皆さんあらためて景色を堪能する。道中の湿原や道端には小さな花も咲き、丹念に写真に収める姿も。参加者の中には84才の高齢の方もおられたものの、全員無事に下山し12キロメートルを歩き終えて路線バスで近江塩津駅へと向かいました。







