長浜市高月町はかつては「高槻」とも表記されました。槻はケヤキの事で姿形がよく大木になることで古くから好まれ、町内には野神信仰の拠り所となるケヤキの大木が各所にあります。今回のハイキングは各集落に守られてきた民間信仰の古木、大木を訪ねました。途中、雨森芳洲庵(東アジア交流ハウス)を訪ね、江戸時代の日朝関係に深く関わった偉人の業績を学び、庭園を眺めて昼食をとらせていただくご厚意にも預かりました。この館は館長さんご兄弟の手作りによる様々な展示工夫があることでも知られ、入口には「根上がりのケヤキ」もあります。生憎午後からは雨となりましたが、しっとりとした紅葉の情緒を楽しまれた一行でした。