11月13日(日)JRハイキング 「安らぎと癒しの旅 紅葉・黄葉の民間信仰の巨木を巡る」

長浜市高月町はかつては「高槻」とも表記されました。槻はケヤキの事で姿形がよく大木になることで古くから好まれ、町内には野神信仰の拠り所となるケヤキの大木が各所にあります。今回のハイキングは各集落に守られてきた民間信仰の古木、大木を訪ねました。途中、雨森芳洲庵(東アジア交流ハウス)を訪ね、江戸時代の日朝関係に深く関わった偉人の業績を学び、庭園を眺めて昼食をとらせていただくご厚意にも預かりました。この館は館長さんご兄弟の手作りによる様々な展示工夫があることでも知られ、入口には「根上がりのケヤキ」もあります。生憎午後からは雨となりましたが、しっとりとした紅葉の情緒を楽しまれた一行でした。

渡岸寺観音堂 国宝十一面観音様は安らぎと癒しの旅にまず拝観すべき立ち寄り所です。この入口近くにも野神の巨木があります(写真は14日のものです)
柏原(かしはら)集落の八幡神社のケヤキの古木 この生命力、圧倒される存在感は畏敬の念さえ抱かれます
雨森(あめのもり)集落の天川命神社の大イチョウ 全体を写真に収めるのも大変
雨森芳洲庵での研修 この集落で生まれた雨森芳洲は対馬藩の藩士として日朝関係の外交に深く関わりました。ここではいろいろなエピソードについても解説していただけます。
井口(いのくち)集落の日吉神社境内の紅葉 生憎雨となりましたが、しっとりした情緒も味わえるひと時でした