厳しい残暑も一息ついた気配の河毛駅に定刻に集合の筈が、京阪神方面からの下り電車が1時間遅れとのアナウンス。やむを得ず上り電車の参加者だけで出発して、翌日に控えた小谷戦国まつりの準備に忙しい小谷城戦国歴史資料館前広場を見学後、戦国ガイドステーションで下り電車の参加者と合流して昼食。ここが巨大兜モニュメントのある小谷城址入口で、私達ガイド協会の事務所がありますのでさりげなく日頃の活動を紹介して小谷寺へ向かう。この寺は如意輪山小谷寺が正式名称で、ご本尊は如意輪観音様ですが日頃は秘仏として拝観できないためガイドの解説で我慢していただく。そのためご開帳時にぜひ拝観したいとの声も。森閑とした参道脇には少し遅れのヒガンバナが満開の彩を添える中を一旦河毛駅へ戻る。そして本日のメインイベントの栗園へ。落ちるイガに当たらないよう、下を向いて落ちているイガを拾いましょうと言うアドバイスで「20の瞳」が一斉に輝く。はじけたイガから少し顔を出す茶色の栗を次々と取り出し、「栗ご飯に」「栗きんとんに」など思わず言葉が出、賑やかな栗拾いの醍醐味を満喫し、手に手にお土産を持って満足一杯で駅に帰着、解散となりました。思わぬアクシデントのスタートで一部行程変更がありましたが、好天に恵まれ楽しいハイキンができました。