好天の春日和の中、28名の参加者の皆さんが初めての田上山砦訪問とあっていやが上にも期待が膨らむ。まずは登山口の意冨布良(オホフラ)神社へ。地元町衆の氏子の方々による厚い信仰と財力により立派に整備された境内を散策。ここには北国街道と北国脇往還の分岐路に立っていた道標が移設されているなど歴史遺産の数々が見られ、神社の来歴などを解説。境内から登る忠魂碑の広場は木之本の街が一望できる桜のスポットでもあり開花が待ち望まれる。ここからの上り道は神社の神域で、以前は3社が存在した「上の宮(かんのみや)」などの祭祀跡を通過するとほどなく城郭の一部が現れ始め、いよいよ砦跡に迫る期待と緊迫感が。南堀切りに続く南郭、主郭の土塁を横目に見上げながら広い砦跡に到着すると一転して安堵感と共に一息入れる。昼食後は砦跡に立つ案内看板を頼りに9つの郭を説明。特に横矢を放った北外郭、北からの進攻に備えた遺構を解説するが、敵陣への見通しは当時と違って木々の遮りが残念。これは大河ドラマに合わせ眺望の確保が計画されていることを話すと秀長の活躍がどのように描かれるのかと皆さんの期待が膨らむ。一通りの見学を終えて町へ降り木之本宿の散策へ。秀長の田上山砦が戦陣の実質的本陣なら、秀吉が陣を置いたと伝わる浄信寺が戦の作戦本部でした。ここの地蔵大仏など寺院境内を見て伝馬所跡や街並みに江戸時代の面影を偲ぶ。街歩きの楽しみは土産物。ここでは桑酒で知られる山路酒造の試飲サービスや楽しい会話にひと時を過ごし、予定通り木ノ本駅に帰着し解散となりました。







