このハイキングのメインテーマは山越えの困難な昔の通学路を体験する事でしたが、事前の下調べにより、倒木が酷い上に横渡りの道が崩落するなど通行ができないと分かり、急遽近代の旧国道8号線のトンネルを抜けるコースを行くことになりました。しかし、サブテーマの近江牛丼の昼食が好評で参加の皆さんには大いに喜んでいただけました。さて、当日は好天に恵まれ、木ノ本駅を26名で出発。道中は最近の米価の値上がりもあって水田や農業事情も話題にしながら伊香具神社に到着。特異な形の伊香式鳥居や羽衣伝説と伊香氏、藤原氏の話などを披歴。伊香具小学校前ではこの学校独特の教育(茶道、箏、愛唱歌等)に興味深く聞かれる。ここから旧道のトンネルを抜けると一気に琵琶湖の眺望が開け歓声が上がる。この出口付近の山道が昔の通学路の面影を良く残し、小学生たちは藁草履でこのトンネルの山越えで通学した苦労話に暫し感慨に浸る。急坂を下ると琵琶湖畔の山梨子の集落で、ここの民宿「湖桑庵」が昼食場所。民家を改装した室内や国鉄時代の車掌車を利用した宿泊施設などを見学して、店主のご厚意により出前の近江牛丼に舌鼓を打つ。「この値段でこの味とはすごい」とお褒めの言葉に感激。琵琶湖を背に記念写真を済ませ急坂をまたトンネル道へ戻る。行程短縮のため木之本の宿場町を見学できる余裕が生まれ、酒屋さんで試飲してお土産を買うなど大いに楽しんで頂けたハイキングでした。





