5月9日(土)JRハイキング(賤ケ岳合戦・最前衛地を体験) 東野山砦跡と天神山砦跡を訪れる

県下全域に強風注意報が出て小雨もある朝でしたが、出発のころには青空が徐々に広がり天気の心配はなくなり、岡山、愛知や京阪神等遠方からの27名の方々の歴女、山城男子でにぎやかに出発。まずは北近江豊臣博覧会の賤ヶ岳戦国ステーションに立ち寄る。ここは賤ヶ岳合戦の様子が臨場感たっぷりにわかる展示で人気の施設です。ここで一通り見学して、東野山砦跡(標高410m)を目指す。北陸自動車道の跨線橋から林道を進むと、自生の藤の花が散り始め紫の絨毯を踏むような箇所や、林間からは余呉湖、賤ヶ岳、山本山、行市山等が観られ、予想以上の展望に参加者の気持ちも弾み、砦跡に到着し昼食とする。この砦は羽柴方の猛将とされる堀秀政の陣所で、柴田方を抑える最前線とあって強固な造りのため、各所によく遺構が残り当時に思いを馳せくまなく探索する。ここを後に林道を下山すると自動車道路の建設で殆ど遺構が失われた羽柴方の馬防柵があった所からは両軍の陣営の配置も一望されます。次の目的地は天神山砦。登山口は式内社の草岡神社裏とあって神社にも参拝する。この砦は標高約210メートルの低山に位置するものの、登山道は木々の茂りがあってかき分け、かき分けして砦跡に到着。ここは羽柴方が合戦の最初に築いた最前線の砦でしたが、柴田方が高所の山々に築城したためここを放棄して後退したのでした。当時の緊迫感を想像しつつ、予想以上に規模が大きく精巧な造りに驚かれる方も見られた。ここに湖北地方の低山に自生する光合成を行わないギンリョウソウ(別名ユウレイタケ)がひっそりと咲いているのが見られ、その珍しさに写真に収める方もありここを後にする。余呉駅への帰路では、再度戦国ステーションに立ち寄られる方、個人では中々訪れることが困難な二つの砦に来られたと喜びを語られる方などそれぞれの思い出を胸に帰途につかれました。

東野山砦跡で記念写真 春の日差しも暖かく笑顔もいっぱい