人気のこのコースも山道とあって天気予報が心配の種。今回も予報は雨模様気味のためキャンセルが出る中にも18名の参加で出発。ところが予報が外れ曇り空で雨は降らずに無事踏破でき一安心。今回は木ノ本駅からは登山口まで徒歩としたため、少しきつめの登山となったが全員予定の時間に目的地に到着。皆さん一度は来たかったという思いが強い中、岩窟の入口の様子には少し戸惑いもあって一部の方は様子見も。しかし勇気を奮って多くの方が岩窟の中に入り、三成公の潜伏を追体験できた満足感に浸る。若葉が芽吹く春山の景色の中、昼食を済ませて今度は急坂を林道まで下る。この辺りはかつての己高山仏教寺院群の名残りを留めている所とあってまた違う雰囲気を味わう。特に秋の紅葉で賑わうスポットの鶏足寺山門跡では新緑のモミジの下を通り、石道寺から井明神のバス停まで歩く。今回は少し長めのコースのため皆さん少々疲れ気味の中、木ノ本駅まで走って行かれる強者がおられ全員びっくり。木ノ本駅では冷たいジュースを飲みながらしばし談笑。名古屋、埼玉など遠方からの参加者もあり、他のハイキングにも参加される方々からは、「奥びわのハイキングはただ歩くだけでなく目的があって、しかも道中各所で説明があるのでとても良い」とのうれしい言葉にその魅力などについて話が盛り上がり、天候を心配していたものの満足して頂き楽しく終了することができました。






