秋晴れの中、清々しい風を受けながら12名の参加者は木ノ本駅から歩き始め、飛鳥時代創建と伝わる意富布良神社にお参りしてから田上山砦を目指して登り始めました。リピーターや健脚の方々とあって予定どおりに歩きつつ、伐採整備された登山道から賤ヶ岳、山本山や琵琶湖の景色を望みながら主郭に到着。よく残っている遺構の数々のガイドの説明を興味深く聞き入っていただき、砦跡の曲輪群をじっくりと見て満足しておられるようです。これらの曲輪群は地元有志の会(十数名)が平成23年から「後世に伝えねば」との熱い思いで雑草、灌木、倒木などを取り除いたところ、城郭の教科書のような構造物が出現したという話に驚かれていました。ここは賤ヶ岳合戦関連遺構の中でも最大級の砦跡とあって興味津々の様子で、堀切、横堀、竪堀、虎口、土橋など高度な防御機能群の実物を見て満足されておられた様子でした。何よりも近年まで発見されなかったということで保存状態の良さは見る人に感動を与えてくれます。伐採されて見晴らしが良くなった西郭から遠くの伊吹山、小谷山、北国街道や賤ヶ岳合戦の舞台となった大岩山、岩崎山などを望むことができました。当時の戦況を説明すると、羽柴秀長、柴田勝家や中川清秀など武将たちの思いが想像されて、テレビや本では味わえない体感に満足されていました。下山後は北国街道木之本宿へ。そして昼食は参加者のお目当てでもある秋の味覚満載の郷土料理を復興された古民家でいただきました。地元スタッフの皆さんが朝の8時から料理の仕込みをしていたという話と具材やレシピの説明などを聞いて感嘆の声も聞こえました。栗ご飯をはじめ地元食材を使った料理に舌鼓を打ちながら楽しく歓談され、解散としました。






















































