8月17日(土)JRハイキング(賤ケ岳合戦柴田勝家渾身をこめた地)山城の傑作、玄蕃尾城跡を訪ねて

台風7号のもたらす北風のため天気予報は芳しくないものの、人気のコースとあって京阪神、県南部等から26名の参加があり、木ノ本駅から路線バスで柳ケ瀬バス停に到着。ここからの道は一部に急斜面があるものの旧街道のため概ね緩やかで、朽ちた電柱も見られ往時が偲ばれます。期待に反し風が弱く蒸し暑い中を小休止を挟みながら倉坂峠に近づくと心地よい風も吹き抜けました。ここから急坂を登り切り城跡に到ると、まず虎口で防御の構えを体感し、そこから深い空堀、土塁、土橋跡など戦国築城の粋と言われる全体像を見て回る。この城跡は続100名城の中でも特に行きにくい立地のため、ぜひともここへ来たかった、来てよかったとの感想も。主郭、櫓台跡で昼食後は敦賀市側登山口へ一旦降りて続100名城スタンプとパンフレットを頂き、この頃一時的なミストシャワー並みの雨で気温も27度程度に低下する中、来た道を柳ケ瀬集落に下山。ここにはアメダスも置かれ、江戸時代の関所門と明治天皇行在所、旧北陸線駅跡などもあり、かつての賑わい跡を見学して予定通り路線バスで余呉駅へ帰着、解散となりました。

登山道は明治天皇も通られた道です
柳ケ瀬から登山道への解説板
玄蕃尾城跡入口の解説板
主郭、櫓跡で記念写真 城跡はきれいに整備され安心して見学できます
柳ケ瀬集落に残る関所門と明治天皇行在所の碑