人気の仏さんに出会う旅に20名近い予約があったのですが、残念、冷たい雨の降る予報でキャンセルが相次ぎ、5名(神戸・京都・県内3名)で木ノ本駅をスタート。最初の木之本地蔵院では先を急ぐため十分参拝できずに古橋の集落まで雨の中を歩く。ところが宝物館の己高閣・世代閣では、雨のためか他の拝観者もなく世話役さんの説明をじっくり聞きながら質問も飛び交う中で諸仏の拝観ができるという幸運に。予定時間を過ぎ、未練を残しながらも次へ。途中の鶏足寺参道では紅葉シーズンの賑わいの感慨にふける間もなく石道寺に到着。ここでは拝観の後休憩所をお借りしての昼食タイムで少しホッとする。予報に反し午後も雨。それでも尾山釈迦堂、赤後寺と廻りほぼ予定時間に木ノ本駅に到着。その頃雨はようやく小降りとなる。雨の長道中であったものの、ゆったりと拝観できたこと、雨中のハイキングは水墨画を連想させる山々の景色が素晴らしく、雨ならではの貴重な体験ができた、など嬉しい感想をいただいたのが何よりでした。次回はぜひ好天のもとにご案内したいものです。