木ノ本駅には22名の参加者が集合され、その内約7割が女性で初めての方が大半とあって石田三成公の人気が根強く、最後のゆかりの地への探訪が人気コースともなっています。特にここを訪れるには熟知した者の案内があってこそ安心して行ける山間の地ですので、私たちガイドの出番です。まず駅から地蔵大仏で知られる浄信寺で安全祈願し、登山口までの約1時間の道のりを足慣らしを兼ねて行くと登山口では更に3名の方が合流していよいよ山中へ。ところが途中で1名の方がリタイヤの申し出。こんな時のために3名のガイドで対応していたため1名が付き添いで下山し事なきを得る。道中は隊列がやや長くなるものの、予定通り岩窟に到着し昼食とする。午後は岩窟へ挑戦。この入口の形状や暗闇へ降りることに戸惑われる方を予想していたものの、やはり強い覚悟で参加された皆さんは次々と躊躇なく中へ。飛び交うコウモリに驚き、懐中電灯に照らし出される中の様子に感慨に浸る。いったん外へ出てまた中へ戻る方もあってにぎやかに過ごす。こうして一通りの感慨に浸って急坂を下山するとすぐに林道に到着。ここからは安心して歩いて今日の思い出話に花が咲き、帰路は路線バスで木ノ本駅に到着、解散となりました。






