11月19日(日)奥びわ湖ハイキング (寒地性と暖地性が混じり合う植生地) 山門水源の森の紅葉を満喫しよう! 

この日の集合地の永原駅は滋賀県ウォーキング協会の事業(150名参加)と当方の参加者21名が重なり大混雑。そのため出発が予定より遅れるというハプニングはあったものの、正午前に予定通り水源の森に到着。靴を洗い、環境整備協力金200円を支払って「森の楽舎」周辺で昼食をとる。ここでは山門水源の森の成り立ちと「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」のさまざまな保全活動を学ぶ。その後、沢筋コースをたどり山門湿原へ。湿地内にはヌマガヤの草紅葉が覆い尽くして今年の植生のフィナーレを彩り、その中にミヤマウメモドキの赤い実がひときわ目に付く。南分岐でブナの森コースから谷筋コースへ。やがて今日のメインである四季の森へ到着。例年なら赤や黄色のあざやか紅葉が見られるはずであったが、今年の気象が影響したのか今一つの感で残念。その中でシロモジの黄色が印象的であった。北尾根へ向かい、アカガシの森、ユキバタツバキの群生地を通り抜ける。参加者の中には花好きの人も多く、リンドウ、センブリなどを見つけ会話が弾み、花を楽しみながら下りると間もなく森の楽舎に到着。そこから帰路は路線バスで永原駅に予定通り帰着しました。

大浦川端を歩いて水源の森へ
普段は静かな駅もこの賑わい
森の楽舎(まなびや) ここで入山手続きと昼食
沢筋を行く 小さな滝も心地よい
湿原の森入口へ到着
黄色いじゅうたんとも思える草紅葉 もうすぐ冬
四季の森 いつもの様子とは少し違い、残念!
シロモジの下をアカガシの森へ
シロモジの黄色が映える