11月5日(日)(紅葉の高尾寺跡へ)1000年の逆さ杉に往時を偲ぶ のハイキング

季節外れの陽気とはいえ好天に恵まれ、樹齢1000年の「奇樹」ともいえる「逆さ杉」を目指して山中に分け入った参加者は12名。この木は幾つかの寺院跡が点在する古代の己高山仏教文化圏の中にあります。バス停からまず式内社の神前(かみさき)神社鳥居前へ。この神社もかつては神仏習合の時代には寺院に関係していました。次に石道(しゃくどう)寺を左に見て小休止。この寺は明治29年の山津波により損壊したため大正3年に現在地に移転されました。その旧跡を見学していよいよ逆さ杉のある旧高尾寺跡へ登山開始。標高差370メートルの急坂の連続で何回か休憩を取りながら、あえぎあえぎたどり着いたその目の前に、周辺の木々を圧倒して力強く聳え立つ逆さ杉。その圧倒的な立ち姿にしばし呆然とするも、たちまち歓声が上がり、道中の苦も忘れて満足感に浸られた瞬間でした。逆さ杉の伝説は名刹鶏足寺を訪れた伝教大師最澄が、帰りに高尾寺を参拝し、近くの小さな祠の前で杉の枝を1本折って玉串を作り地面に立てたところ、その枝は不思議なことにスクスクと成長して立派な木に成長。その枝ぶりはまるで根っこの様に逞しく見えるようになったので、いつの頃からか村人に逆さ杉と呼ばれるようになったと言われています。昼食後、己高山の西尾根の合流点迄登り旧飯福寺へ下山。きつい下りながらようやく林道に到着しホッと一息。紅葉には少し早いもののここは紅葉の名勝鶏足寺として知られ、その境内や参道を散策しながら古橋バス停に到着。ややきつい行程ではありましたが、参加者の皆さんは充足感一杯に元気に帰路に着かれました。

旧石道寺跡地
神前神社 長い石段の参道がみごとです
もう少し頑張ります
逆さ杉に到着 写真に収めるのも大変
疲れも吹っ飛び笑顔で記念写真
気を付けて下山しましょう