7月6日(土)JRハイキング 湖北観音巡礼シリーズ第22弾 観音霊場を訪ねるテクテク旅

梅雨時の天気予報で連日の雨一色だったため参加者は6名に激減したものの、朝の一時的な雨の後は予報外れの幸運に。まず永原駅で軽く準備体操をして、最初の訪問先の曹洞宗普門山徳圓寺では門徒さん総出による草刈り作業中にも関わらずご住職が手を止めて説明してくださる。本来33年に1度しか開帳しないところ特別に拝観させて頂き感激に浸る。次の真宗善隆寺和蔵堂では収蔵庫に安置される重要文化財の十一面観音様を拝観の後、本堂の仏前で昼食をとらせて頂く。午後は一転して日差しが強くなり少々疲れ気味でも十一面腹帯観音堂に到着。涼しいお堂に冷たいお茶の接待までして頂き感謝感激。観音様の数奇な来歴など世話役さんのお話に耳を傾ける。巡礼を終えて最後は北淡海・丸子船の館を見学。ここはかつて栄えた琵琶湖の船運の歴史を物語る丸子船の実物が展示され、湖上交通の歴史について説明を受けた。ここでのサプライズは隣に最近オープンしたばかりの古民家カフェのご主人との会話が弾み名残り惜しくなったが、予定時刻も迫り永原駅を目指す。暑い道中だったものの地元の世話方の皆さんの温かいおもてなしに感動のテクテク旅となりました。

永原駅前でまず準備体操
徳圓寺で 心静かに拝観する
善隆寺で 仏頭などを間近に拝観できるのがありがたい
十一面腹帯観音様 腹帯を奉納して安産を祈願します
腹帯観音様の解説を伺う 世話役さんのおもてなしに感謝
巡礼に参加の皆さんとガイド